「ワキガって、遺伝するのかな……」
ふと、そんなふうに考えたことはありませんか。
「親がワキガ体質だから、自分もそうなのかも」。あるいは、「自分の体質は、いつか子どもにも受け継がれるのだろうか」。ワキガと遺伝の関係は、多くの人が一度は気にする、とてもデリケートなテーマです。
この記事では、その関係を最新の研究をもとに、前半では「なぜ遺伝するのか」という仕組みを、後半では「自分や子どものために、今できること」を順番にお話ししていきます。
ワキガは遺伝する

まず、いちばん気になる結論からお伝えします。ワキガは、遺伝します。
その鍵をにぎっているのが、「ABCC11」という遺伝子です。私たちは遺伝子を父親から1つ、母親から1つ、合わせて2つ受け継ぎます。ABCC11遺伝子には、においの元を送り出す「ポンプ」を「つくれるタイプ(Gタイプ)」と「つくりにくいタイプ(Aタイプ)」の2種類があり、両親から受け継ぐ組み合わせは「GG」「GA」「AA」の3パターンになります 1)6)。
ここでのポイントは、Gタイプの性質が「顕性」で表に出る、ということです。「顕性(けんせい/旧:優性)」とは、2つのうち1つでもそのタイプがあれば、その性質が表に出る、という意味。つまり、GとAを1つずつ持つ「GA型」の人でも、Gの性質(ポンプがはたらく)がしっかり表に出ます 1)6)。
言いかえると、ワキガ体質になりにくいのは、両親そろってAタイプだった「AA型」の場合だけ。Gが1つでも入っていれば、ワキガ体質の可能性が出てくる、というわけです。
※【ちょっと補足】G(グアニン)とA(アデニン)は、DNAをつくっている「塩基」という部品の一種です。ポンプをきちんとつくれるかどうかは、このたった1文字の違いで決まります。くわしい仕組みは、次の章でお話しします。
でも、そもそも「においの元」とは何でしょうか。どうやってつくられて、どうやってにおいになるのでしょうか。
においの元はどうやって生まれるのか
さて、ここまで何度か登場している「ABCC11遺伝子」。この遺伝子が、どんなふうにはたらいてワキガ体質を決めているのでしょうか。
ABCC11遺伝子がつくる「ポンプ」の役割
ABCC11遺伝子の役割は、アポクリン汗腺の細胞から「においの元(前駆体)」を皮膚の表面へ送り出す、「ポンプ」をつくることです 1)6)。
このポンプがよくはたらくほど、においの元がたくさん送り出され、ワキガのにおいも出やすくなります。(ちなみに、この「においの元」が実際ににおいに変わるまでには、もうひとつ大事なステップがあります。それは後ほど「においが生まれる仕組み」でお話しします。)
では、このポンプがきちんと“完成品”になれるかどうか。その分かれ道が、GタイプかAタイプか、というDNAのたった1文字の違い(538G>A)です 1)6)。
Gタイプの場合、ポンプがつくられる途中で「糖の目印(オリゴ糖)」が正しく取りつけられます。この目印で、ポンプは使える形に仕上がり、細胞の表面まで運ばれて、はたらきます 1)。一方、Aタイプの場合、塩基がG(グアニン)からA(アデニン)に変わると、その影響で、ポンプをつくるアミノ酸が1つ入れ替わってしまいます。すると「糖の目印」がうまくつかず、目印のないポンプは「不良品」とみなされて、細胞の表面に届く前に片づけられるのではないか、という仮説があります 1)。
そのため、Aタイプだけを受け継いだ「AA型」の人は、ポンプがうまく機能しません。においの元も分泌されにくいため、ワキガ体質になりにくい、というわけです。
なぜ耳垢のタイプでワキガ体質がわかるのか
「耳垢が湿っている人はワキガ体質」と聞いたことはありませんか。実はこれには、しっかりとした理由があります。
耳垢のタイプを決めているのも、同じABCC11遺伝子だからです 6)。耳垢を出す「耳垢腺」は、ワキのアポクリン汗腺のひとつ。そこでも、まったく同じABCC11ポンプがはたらいているのです。
Gタイプ(GG・GA)の人は、耳の中でもポンプがはたらいて分泌が多くなり、耳垢は湿ったタイプ(湿性)に 1)6)。同じ理由で、ワキではにおいの元が分泌されやすくなります 8)。
反対にAA型の人は、ポンプがはたらかず分泌が少ないため、耳垢は乾いたタイプ(乾性)に。ワキでも、においの元はほとんど出ません 1)6)。
つまり、「耳垢」と「ワキ」という一見関係なさそうな2つが結びつくのは、どちらも同じABCC11遺伝子に支配されているアポクリン腺があるから。だからこそ、耳垢はワキガ体質を知る手がかりになるのです。
実際、日本人を対象にした研究では、ワキガ(腋臭症)と診断された人の98.7%が、湿性耳垢に対応する遺伝子型(GGまたはGA)を持っていた、と報告されています 2)。同じ傾向は、海外の研究でも確認されています 3)。
においが生まれる仕組み:「遺伝子」と「皮膚の常在菌」の共同作業

ここまでは、「遺伝子(ABCC11)が、においの元を分泌するかどうか」という話でした。
でも実は、ワキガのにおいが生まれるまでには、もうひとりの「主役」がいます。それが、皮膚に住んでいる常在菌です。
意外に思われるかもしれませんが、アポクリン汗腺から分泌された「においの元」は、出たばかりのときは、ほとんど無臭。これを皮膚の常在菌の一種(S. hominis)が取り込み、菌が持つ「PatB」という酵素で分解することで、はじめてワキガ特有のにおい(3M3SHという成分)が生まれます 4)。
親から受け継ぐのは、あくまで「においの元を分泌する体質(ABCC11遺伝子)」だけ。においを実際につくり出すPatB酵素は、皮膚の常在菌がつくるものであって、遺伝子として親から受け継ぐわけではありません 4)。常在菌は、暮らしのなかで皮膚に住みつく菌なのです。
においの元が分泌されないAA型の人では、菌が分解する“材料”そのものがありません。だから、ワキガ臭も発生しにくいのです 4)。逆にいえば、GAやGG型の人でも、この菌が少なければ、同じくワキガ臭が発生しにくいのです。
ワキガのにおいは、「においの元を出す遺伝子」と「それを分解する常在菌」。この両方がそろって、はじめて生まれるものなのです。
(この仕組みをもっとくわしく知りたい方は、こちらもどうぞ)
👉 ワキガのニオイが生まれる仕組み(2種類の汗腺と常在菌の働き)はこちら →
【図】 ワキガのにおいは、遺伝子と皮膚常在菌の共同作業で生まれる(STEP1〜4)を示す図を挿入。
親から子への遺伝確率の目安

遺伝の仕組みがわかると、次に気になるのは、「実際どれくらいの確率で遺伝するの?」ということですよね。
ここでは、メンデル遺伝の理論にもとづいた「確率の目安」をご紹介します。ただし、これはあくまで理論上の目安。実際に症状がどのくらい出るかには、個人差があることも、あわせて覚えておいてください。
両親ともにワキガ体質の場合
両親ともにワキガ体質で、二人ともGA型だった場合。子どもの遺伝子型は、理論上こうなります。
GG: 25%
GA: 50%
AA: 25%
このうち、ワキガ体質の可能性があるのは、GGとGAを合わせた75%。もし、どちらかの親がGG型であれば、子どもは必ずGを1つ受け継ぐので、確率はさらに高くなります。
片方の親がワキガ体質の場合
片方の親がGA型、もう一方がAA型だった場合は、子どもの遺伝子型はこう分かれます。
GA: 50%
AA: 50%
つまり、理論上は約50%の確率で、ワキガ体質が遺伝する計算です。
両親ともにワキガ体質でない場合(隔世遺伝の可能性)
両親がともにAA型なら、子どもに直接ワキガ体質が遺伝することは、理論上ありません。
ただ、ときどき「祖父母にはワキガ体質の人がいたけれど、親にはいなかった。それなのに、孫の代で現れた」というケースがあります。これは「隔世遺伝」と呼ばれるもの。GA型(自覚症状は軽め)同士からAA型の子どもが生まれ、その子がまたGA型の相手と出会うと、孫の代でGタイプがふたたび顔を出すことがあるのです。
サイトによって遺伝確率の数値が違うのはなぜ?
インターネットで調べると、「50%」「75%」「80%」……と、サイトによって数字がバラバラで、戸惑ったことはありませんか。
ひとつめの理由は、さきほどの数字が「理論値」だということ。親がGG型かGA型かで、確率は大きく変わります。でも多くのサイトでは、親の遺伝子型を区別せずにまとめてしまうため、数字にばらつきが出るのです。
ふたつめは、遺伝の理論値ではなく、臨床研究のデータをもとにした数字が混ざっていること。研究によっては「ワキガ体質の人は、そうでない人にくらべて、Gタイプを持っている割合がとても高い」と報告されています 3)。「何%の確率で子どもに遺伝するか」という数字とは、意味がまったく違います。
だから、数字の違いに振り回される必要はありません。大切なのは、正確な数字そのものより、「Gが受け継がれれば、体質の可能性が出てくる」という仕組みを理解しておくことです。
ワキガはいつ頃から現れるのか
「遺伝の仕組みはわかった。でも、もしワキガ体質だとしたら、いつ頃からにおいが出はじめるの?」
この疑問に、お答えしていきます。
思春期に症状が出やすい理由
実は、アポクリン汗腺は、生まれたときにはまだ未発達。ほとんどはたらいていません。
それが思春期(だいたい10〜15歳頃)になると、状況が変わります。性ホルモン(とくにアンドロゲン=男性ホルモン)の分泌が増え、その刺激を受けて、アポクリン汗腺が発達し、はたらきはじめると考えられています。実際に、ヒトのアポクリン汗腺には、アンドロゲンを受け取る仕組み(受容体)があり、その活動が分泌と関係している可能性が報告されています 7)。
だからこそ、たとえABCC11遺伝子のGタイプを持っていても、アポクリン汗腺が育つまでは、においの元はほとんど分泌されません。小さな子どものうちに、ワキガの自覚症状が出ることがまれなのは、このためです。
思春期に「急に体臭が変わった気がする」と感じるのは、ホルモンの変化によって、アポクリン汗腺が本格的にはたらきはじめたサイン。決して、おかしなことではないのです。
遺伝子を持っていても、発症しないことはあるの?
「Gタイプがあったら、絶対にワキガになるの?」。そう不安に思う方もいるかもしれません。でも、実際はそうとは限らないのです。
日本人の約10〜16%がワキガ体質とされていますが、GGまたはGA型を持つ人の割合は、それよりもずっと多いと考えられています 2)。つまり、遺伝子としてはGを持っていても、実際にワキガとして自覚する人は、その一部にとどまる、ということ。
においがどのくらい出るかは、アポクリン汗腺の個体差(数や大きさ)や、皮膚に住む常在菌の種類・バランスなど、いくつもの要因で変わります。
「遺伝子を持っている=必ず強いワキガになる」ではない。これは、ぜひ覚えておいていただきたいポイントです。
自分や子どもがワキガ体質かを確認する方法

「でも、実際のところ、自分や子どもはどうなんだろう?」
そんなときに役立つ、自宅でできる確認方法をご紹介します。
耳垢のタイプから推測する
前半でお話ししたことを、覚えているでしょうか。耳垢のタイプとワキガ体質は、同じABCC11遺伝子で決まっている、ということ。
だからこそ、耳垢が湿っている(しっとり・飴のような状態)人は、ワキガ体質の可能性が高いといえます。これは、自宅でできる、いちばん手軽で、しかも科学的な根拠のある目安です 2)。
ただし、湿性耳垢だからといって、必ずワキガの自覚症状が出るわけではありません。あくまで「遺伝的な体質の傾向」を知るための、ひとつの目安として使ってくださいね。
家族歴と衣類の黄ばみから判断する
耳垢のほかにも、こんなポイントが参考になります。
親や兄弟に、ワキガ体質の人がいる(家族歴)
衣類のワキ部分が、黄色く黄ばむ(アポクリン汗に含まれる色素成分によるもの)
白い下着のワキ部分に、シミがつきやすい
どれも広く知られているセルフチェックの指標ですが、あくまで「可能性が高い」ことを示す目安。確定診断ではない、という点だけ、頭の片隅に置いておいてください。
👉 ワキガに気づく6つのサイン(耳垢・衣類の黄ばみ・家族歴など)→
医療機関での診断と、遺伝子検査という選択肢
セルフチェックだけでは不安が消えない、というときは、形成外科や皮膚科など、腋臭症に対応している医療機関に相談してみましょう。
ちなみに研究レベルでは、ABCC11遺伝子の型を、わずか30分ほどで判定できる技術も報告されています 5)。ごく少量の検体から、自分がGG型・GA型・AA型のどれに当たるかを、客観的に調べられるのです。とはいえ、今のところ広く普及している検査ではなく、すべての医療機関で受けられるわけではありません。
子どもにワキガが遺伝した場合に、親ができること

ここからは、お子さんのワキガ体質を心配している親御さんへ子どもに親ができることを紹介します。
子どもへの伝え方と、心のサポート
もし、思春期のお子さんの体臭に変化を感じたら。いちばん大切なのは、「慌てないこと」、そして「深刻にしすぎないこと」です。
ワキガは、病気ではありません。生まれ持った体質の、ひとつです。「何か悪いこと」ではなく、「体の個性のひとつ」。まず親御さん自身がそう受け止めることが、お子さんの安心につながります。
伝え方としては、たとえばこんなふうに。「汗のにおいが少し変わってきたね。これは成長のサインだよ」「お父さん(お母さん)も同じ体質だから、一緒にケアの方法を考えよう」。体質を特別あつかいせず、自然に話題にできるといいですね。
もし、お子さんが自分の体臭を気にして落ち込んでいたら。否定したり、逆に軽く流したりせず、「気になるよね」と、まず気持ちを受け止めてあげてください。そのうえで、「対策はいくらでもあるよ」と伝えてあげる。それだけで、心はずいぶん軽くなります。
落ち込みが強いときや、学校生活に影響が出ているときは、親子だけで抱え込まないで。学校のスクールカウンセラーや、専門の相談窓口を頼るのも、立派な選択肢のひとつです。あわせて、「汗をかいたら制汗シートでこまめに拭く」「通気性のよい服を選ぶ」といった、今日から一緒に始められる小さなケアを取り入れてみるのも、安心につながります。
子どものための、毎日のケアの基本(家庭・学校でできること)
思春期のワキガケアに、特別なことは必要ありません。
毎日の入浴でワキをやさしく洗う。汗をかいたら、こまめに拭く。制汗剤やデオドラントを、朝の習慣にする。学校に替えの肌着を持たせる。こうした小さな習慣の積み重ねだけで、においを十分にコントロールできるケースも、たくさんあります。
👉 毎日のセルフケアの基本(制汗剤・デオドラント・衣類選び)はこちら →
なお、手術などの治療については、成長の段階を見ながら、慎重に判断する必要があります。アポクリン汗腺は、成長期が終わるまで変化する可能性があるため、手術のタイミングは、専門医とよく相談したうえで決めるのがおすすめです。
遺伝以外に、ワキガのにおいに影響する要因
「体質は遺伝で決まる」とお伝えしてきましたが、実際のにおいの強さには、食生活・ストレス・飲酒や喫煙といった生活習慣も関係することが知られています。
ただし、これらは体質そのものを変えるわけではなく、あくまで「においの感じ方」を左右する要因です。
👉 生活習慣とニオイの関係(食事・ストレス・飲酒喫煙)について詳しくはこちら →
遺伝だからといって、諦めないで
ここまで読んで、「やっぱり遺伝なら、もうどうしようもないのかな……」と感じた方も、いるかもしれません。
でも、どうか覚えていてください。遺伝で体質が決まることと、においに対して何もできないことは、まったくの別問題です。
日常のセルフケアで、においを抑える
遺伝的にワキガ体質であっても、毎日のケアで、においを大きく軽減できることは少なくありません。
制汗剤で汗の量を抑え、殺菌成分を含むデオドラントで、においの原因菌のはたらきを抑える。この「Wアプローチ」は、今日から手軽に始められる対策です。
👉 制汗剤とデオドラントの違いと、正しい使い分けはこちら →
医療機関に相談するタイミングの目安
セルフケアを続けても不安が消えないとき。あるいは、日常生活や人との関わりに支障を感じるとき。そんなときは、医療機関への相談を考えてみてください。
いちばん大切なのは、「遺伝だから仕方ない」と、一人で抱え込まないこと。遺伝的な体質は変えられなくても、においへの対処法も、医療という選択肢も、たしかに存在します。
👉 ワキガの治療法(ミラドライ・剪除法・ボトックス注射)の比較はこちら →
よくある質問
Q1. ワキガの遺伝は、何歳頃からわかりますか?
ワキガ体質の遺伝そのものは、生まれたときから決まっています。ただ、においとして現れるのは、思春期以降(10〜15歳頃)がほとんど。アポクリン汗腺がホルモンの影響で発達してから、はじめて自覚症状が出るのが一般的です。
Q2. 遺伝ではないワキガも、あるのですか?
ワキガ体質の根本的な原因は、遺伝(ABCC11遺伝子の型)です 1)。ただ、ストレスや食生活、ホルモンバランスの変化によって、もともと軽かった体質が、一時的に強く出ることはあります。「急にワキガになった」と感じるケースの多くは、もともと遺伝的な素因があり、それが環境要因で表に出た、というパターンだと考えられます。
Q3. 耳垢が乾いていれば、ワキガではないのですか?
乾性耳垢の場合、ABCC11遺伝子のAA型である可能性が高く、ワキガ体質になる可能性は低いと考えられます 2)。ただし、耳垢のタイプだけで100%判定できるわけではないので、気になる場合は医療機関で相談してみてください。
Q4. 遺伝子検査で、ワキガ体質かどうか調べられますか?
研究レベルでは、ABCC11遺伝子の型を短時間で判定できる技術が報告されています 5)。ただし、今のところ広く普及している検査ではなく、すべての医療機関で受けられるわけではありません。
Q5. 親が手術や治療をすれば、子どもへの遺伝を防げますか?
残念ながら、親がワキガの手術を受けても、遺伝子そのものは変わらないため、子どもへの遺伝を防ぐことはできません。手術は、アポクリン汗腺を物理的に取り除いたり、はたらきを止めたりするもので、遺伝情報には影響しないのです。ただ、もしお子さんが将来ワキガ体質だとわかっても、適切なセルフケアや医療機関への相談で、しっかり対処していけます。
まとめ
ワキガは、遺伝します。ABCC11遺伝子の、たった1文字の違い。それが、においの元を送り出すポンプのはたらきを決め、においの出やすさを左右しています。耳垢のタイプが手がかりになるのも、ワキと耳垢が、同じABCC11ポンプで決まっているからでしたね。
遺伝の確率は、両親の遺伝子型によって、理論上50%から、条件によってはそれ以上まで。でも、特定の数字に振り回される必要はありません。
大切なのは、「遺伝だからどうしようもない」と諦めることではなく、仕組みを正しく知ったうえで、自分にできることを選んでいくこと。
耳垢や家族歴で体質の傾向を知り、日常のセルフケアを習慣にする。それでも気になるなら、専門の医療機関に相談する。ひとつひとつは小さな一歩でも、漠然とした不安を「具体的な行動」に変えていくことが、自分らしい毎日を取り戻す、確かな一歩になります。
👉 ワキガとは? 原因・遺伝・セルフチェックから治療法まで網羅解説 →
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